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はにわブログ

はにわのしょうもない日常、ものぐさをレポートします


by haniwa-blog

母子癒着。

仕事が忙しくて、こりゃ退職月に同時に引っ越しまで
できるのかしら、と思うのですよ。有休は全くあてに
できないし。着々と用意をはじめている段階なのですが。

ところでやっぱり引っ越しは実家ではなく、学校付近に
しようかと思うのですよ。
それがきっかけになったのは恩師からのメール。



恩師は大学時代の3年時ゼミの指導教官。
(私は4年でゼミを変わっている)
短大時代からお世話になっているので、もう12年も
経っていますが、先生は変わらない容貌です。

メールで1年に2、3回連絡をさせていただきます。
仕事を辞めることになったので、先日メールをした所、
お返事をいただいたんです。

思春期の終わりかけというのか、成人前の青い感情も
相まって、自分が18歳から21歳くらいの時、家族と
うまくいってなかったんですね。今にして思えば、父が
仕事を辞めて無謀なチャレンジ(期間中、無職)をして
はにわ家の危機があったりもして、家がうっとうしかった
のですよ。
自分も将来に対して不安があったし、精神的にもとても
不安定でした。

そんなはにわの姿を知っている先生から、大学を卒業
する時に「ずいぶん成長したと思う」と言われた時は嬉し
かったですね。

そんな私と家族との関わりをご存知の先生より「肉親の
不調は精神的にストレスになる。君は専門家としての
目を常に失わないように」とアドヴァイスをいただきました。

つまり肉親としての立場からばかりのアプローチだと、
潰れてしまうんですよ。私は今、在宅介護の現場にいる
のですが、肉親の介護って時にとても重いものなんですよ。
自分の親が不調になって、実感としてそれがようやく少し
わかるようになりました。

私の専門家としての目-それは介護福祉士としてだけで
はなく、バックボーンである心理学、先生に教わった社会
学者(私はちょっとかじっただけですが)としての-複眼的
な視点から、ということではないかと思います。

そこでちょっと考えたんですけど、私と母は一般的な親子
関係よりも濃いつきあいをしていると思うんです。時にその
濃さがしんどくなることがあるのではないか、と。
つきあいというか関わり、かな。
それは自営業の悲しさですが、一時期は自営業の方でも
働いていたことがあるのですよ。それゆえ、非常に母との
関わりは深いんだと思う。辞めた後も実家に居た間は事務
仕事もしていましたし、大学院に進学した後もそうです。
私の兄弟は全く関与していませんから、母が相談するのは
父か私か。
兄弟間でも私がどうしても関わる場面が多いから、妹に対し
気をつかうこともありますよ(弟は18歳で家を出て、海外に
出て7年なので論外)。3人でいる時になるべく仕事の話を
しないとか。

総括しますと実家に戻ることで、逆に色々なことが把握でき
過ぎて心配しちゃうかもなあと思うんです。
今は見えなくて心配なんですけどね。ここんとこ微妙ですね。

逆に母も大学院時代の私の深夜におよぶ作業や研究を心配
していましたから、実家からとなるともっと心配するのではない
かと思います。

それに嫌でもいつかは実家付近に住むので、今のうちにフラ
フラしときたい気持ちもあります(フラフラしたいというといつも
お前はいつになったら気がすむんやとよく言われます)。

あまりにも母子癒着しちゃうのが怖いんですよ。母が重荷に
なるのが嫌なのではなく、自分が母に依存している気がして。
一人暮らしも5年目ですからね、今更戻るのもね。

なんていいつつ、資金面でズコズコ戻る可能性も否定できない
んですけどねっ。

そういうことをツラツラ考えたんであります。
by haniwa-blog | 2009-04-07 00:02 | 日記 | Comments(0)