陶器のお祭りに行ってきました。
2015年 10月 11日
昔からよく陶器市に行ったり、窯を訪れたものです。
何が面白いのかわからなかったのだけど、26歳で1人暮らしを開始した
際にはおしゃれ(と自分では思う)な食器を買い集めたものと、実家から
はしぶいお皿ももらって使っていました。
ここ数年は有田焼の陶器市に行ったり、白山陶器で有名な波佐見焼に
行ったりもしておりました。やっぱ刷り込みなんだと思うよ…。
今回、数年ぶりに秋の民陶むら祭へ。1か月前からシフトをにらめっこし、
父と妹と行くようにしていたのですが、出張が入り、父は中止。
妹と行き、前日に旅行していた母・母の姉たちと途中合流。
別にね、普段行ってもいいのですが、民陶むら祭りの祭には全窯2割
引きになるんですね。入りやすいしね。
途中、道の中心に欠けた陶器をちりばめたものが。素敵。
それぞれの窯元も素敵な建物。
植物もきれいで。
でかいししおどしと思いきや、先には杵のようなものがついていて、
土をついていましたよ。
焼き物を買わずとも、風景も楽しめる東峰村小石原でした。
(合併後も村制を貫いている珍しいところなんだそうです)
ただね、福岡県内の中でも寒いです。冬は積雪もする。
なので行かれる方は上着やストールを1枚追加してくださいね。
さて、買った物。
パン皿くらいの大きさの皿。飛び鉋(カンナ)という技法で、小石原焼
といえばこの模様です。
一周だけ鉋を刻んだ皿。取り皿として買いました。中くらいのサイズ。
小さく見えますが、ご飯茶碗より大きくて浅めの皿。にゅうめんや煮物
なんかを入れるのに使おうかと。
フリーカップ。いわゆるそばちょこ用です。そばつゆだけでなく、アイス
入れたり、足りない時にはお茶を入れてもよさそう。
小さ目の湯飲み茶碗。ぐい飲みより少し大きいくらい。
これは貫入が既に少し入っていました。どのようになるのか楽しみ。
小石原焼きは色々種類があって、「ああ、これもそうなんだ。うちにある
アレも小石原焼きだったんだね」と思うこともあります。
ご興味があれば。
有田焼はやはり筆遣いというか、白磁に繊細な絵がついているところが
すごく華やか。家庭で気軽に使えるものから、料亭で出るようなもの、
ゴージャスな壺?等、色々あります。
だけども小石原焼きはすごくシンプルです。飛び鉋の皿に少し花や模様
を絵付けしている窯もあるんですけど、基本的には、よく言えばシンプル
だし、人によっては地味、かもしれない。大きな壺等もありはするんですが、
飾るものよりは「生活の器」が主体だと思います。
今回、2組ずつ買っているんですが、合計して5000円しないくらい。
店内にあるやつは多少高いものもありますが、私は外に出してあるやつ
だもんね(笑)。同じように見えるものでも、3000円と1000円だったりする。
微妙な模様のバラつきが原因かな?と思うものもあれば、なぜ安いか
よくわからないものもあります。
あと、これは佐賀県鳥栖なんですけど、ここも好き。
魚蓮坊窯
はにわの実家の食器棚は有田焼と小石原焼きとここの窯のもので
構成されております。
(ふつーに景品グラスもありますけどね)