人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

はにわブログ

はにわのしょうもない日常、ものぐさをレポートします


by haniwa-blog

台湾こぼれ話

唐突に昔食べた食べ物を食べたくなることないですか?
ねるねるねるねっていう子どものお菓子をご存知ですか?
ねるねるねるね
郷愁(言葉間違い)から買ってみたものの…。
うん、なかなかでしたわ、色んな意味で。
思い出は確かめるものではない。

ところで台湾こぼれ話。
というのもはにわブログが唐突に思い出したから。



台湾でね、なんか変な店があったんですよ。
蛍光色(緑とかピンクとか黄色とか)の蛍光灯が
店先にあって、たいていガラス張りなの。
んでね、たいてい中におねえちゃんがいるわけ
です。
これが結構露出度高し。
昼夜問わず。

日本チームは割と年齢層が高かったんだけど、こそこそ
「あれっていかがわしい店だよねえ」
「でも結構、堂々としてるよねえ」
「こんな都会なのにねえ」
と日本語で言っていたわけですよ。

そこで異変に気がついた台湾の大学の係りの女性が
「あなたたちはひょっとして、あの店が気になっている?」
と聞くわけですよ。
(この方は英国に留学をされたことがある流暢で丁寧な
英語をしゃべる方でした。日本語はできない)
そこで妙齢の女性が「ええ、気になっているわ。」と
思い切っていったところ、彼女は教えてくれました。
「あれはビンランのショップよ」と。
一同、「?」と思っていると、私はふと思い出しました。
「ひょっとしてビンロウのことですか?」
と聞くと「そうです」とのこと。
リンク元にあるように、ビンロウの実を噛み砕き、
ガムのように噛むことで一種の酩酊間が味わえるもの
で、長距離ドライバーなどがよく口にする嗜好品の一種
です。
昔、本で読んだことがあるので、思い出して皆に説明。
「でもさ、なんであんな格好なんですか」
などと質問攻めにするわしら。

そこでわかったことは、
①服を着ている女性は、チラリサービスあり
②水着の女性(いるのだ、上はビキニで下はミニスカ)
  はすでに十分サービスしているので、それ以上の
  サービスはなし
③かといってチラリサービスは必ずではない。
  常連さん(…)のみ。お気にがいるらしい。
④お姉さんは売り子さんで、いかに常連をつかむか
  が鍵らしい
⑤若い人はほとんど嗜まない

ということだ。
更に俺の街角リサーチでは
①売り子には男性(おっちゃん)もいる
②実のみより、葉っぱにくるんだものの方が多分、高い
③偶然バスの中から、葉っぱにくるんでいるのを発見。
 確かに石灰を葉っぱに塗って実を巻き込んでいる。
④数人の女学生に聞いてもやはり一度も嗜んだことが
 ないと言われた(顔をしかめてた)

ということだ。
ビンラン売りの美女のことを「ビンランシーシー」という。
記述は英語しかなかった。写真だけでも。

写真のあるHP

露出度は少々控えめになったらしい、あれでも。
もっとすげえ写真もあったのですが、俺のブログ的に
リンクはよしときます(笑)。

あれは台湾(特に台北市外)独特の風景でしたねえ。
そしてショップをいかがわしいものと勝手に決め付けて
いた薄汚い大人のわしら、自らを恥じたのでした。
by haniwa-blog | 2008-05-28 22:14 | 旅・旅関連(海外) | Comments(0)